ハンバーストーンとサンタ・ラウラ(Humberstone and Santa Laura) : チリ
チリ北部の都市ハンバーストーンとサンタ・ラウラは、1872年に肥料の原料となる硝石の精錬工場群が建設され、イギリス様式の建物が並び、工場で生産された硝石は南北アメリカを初めヨーロッパにも輸出されるほどに成長しました。しかし、1960年には会社が倒産し工場群はそのまま放置されゴーストタウン化。2005年に「ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群」として世界遺産(文化遺産)に登録され、木造の建物群...
View Articleポクロフスコイェ・ストレシュネフォの廃マンション、モスクワ、ロシア
この建物については、English Russiaが写真をたくさん撮っていることぐらいしかわかりませんが、内装や彫刻などの豪華さからも、廃墟となる前はかなり素敵なところだったのではないかと思われます。チャペルも隣接しています。
View Articleプリンス・サイード・ハリムのパレス(シャンポリオン・ハウス)、カイロ、エジプト
の建物はアントニオ・ラシアックにより1899年に建てられました。後にエジプトでもトップの男子中学校として生まれ変わりますが、2004年からは廃墟となっています。
View Articleバンナーマン城、バンナーマン島、ニューヨーク
スコットランドからの移民、フランシス・バンナーマンが1900年にこの島を購入し、軍の余剰品販売ビジネスの宣伝のために城を建てました。1918年にバンナーマンが死去し2年後には、200トンの爆弾や火薬が爆発し、城の一部分が破壊されます。1969年には火災により床と天井が破壊されました。この島への行き来を担っていた唯一のフェリーボートが1950年に嵐により沈没して以来、島にはだれも住んでいません。200...
View Articleメーセン城、レーデ、ベルギー
1628年に建てられ、500年近い歴史を誇るこの城は、城としてだけではなく、ジンの蒸溜所やタバコ工場としても機能していました。第一次世界大戦の後には、ベルギーの貴族によって後援を受け、寄宿制の女学校として使われてきました。1971年にはフランス語での教育がベルギーのフレミッシュ地方で禁止されたため、学校としての機能を停止、その後建物は放置されていましたが、残念なことに2010年取り壊しとなりました。
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